FT-86コンセプトで街乗りと趣味のモータースポーツを両立させる

FT-86コンセプトのカスタマイズグレードであるトヨタ86RCとスバルBRZ RAで普段の街乗りとモータースポーツを両立するのならスバルBRZを選択した方が良さそうです。

トヨタ86RCとスバルBRZ RAの装備で大きく違うのは、スバルBRZ RAにはHIDヘッドランプ＆LEDポジションランプが備わり、マニュアルエアコンがメーカーオプション設定されていることです。

車両価格はトヨタ86RCが199.0万円（フロアマット標準）、スバルBRZ RAが205.8万円（フロアマット3万1500円のオプション）で、単純に比較すると９万9500円スバル車の方が高いということです。

が、トヨタ86の装備などは2011年末に販売店に配布されたFT-86販売スタッフマニュアルとされた冊子の内容からわかったことで、車両価格とスバルBRZとの装備の差異は年明け１月になって判明しました。

が、細かな装備についてはまだ分からないことがたくさんあるのです。

それでは、なぜ街乗りとモータースポーツを両立させるのにスバルBRZ RAが良いのかというと、それは先のトヨタの販売スタッフマニュアルに「リアシートを畳んでラゲッジルームを拡大すれば、サーキット走行用の４本のタイヤと必要な工具、レーシングスーツやヘルメットなどの装備を余裕で積載できます」、そして「ふたりでサーキットまで自走してレースを満喫して、また自宅まで自走できます」と自慢気に記載しているのです。

つまり、ナンバー付きの登録FT-86で草レースや走行会、ジムカーナなどを楽しむライフスタイルを想定しているわけです。

そのためにはマニュアル式でもエアコンが装着できるスバルBRZ RAに軍配が上がるでしょう。