トヨタ・クラウンは1955年以来生産・販売されてきたロングセラー車種.
トヨタのセダンの中でも最高級クラスに属し、国産高級車の代名詞として長く愛されてきた車です.
初代クラウンが発表されて以来、13回のフルモデルチェンジを経験し、現行型は14代目のクラウンと言うことになります.
では、この国産高級セダン・クラウンのドレスアップを考えましょう.
クラウンは高級セダンなので、現行型を新車で購入してカスタムしていくことは、これまであまりありませんでした.
手を加えるとしても、純正の控えめなエアロパーツを取付けるくらいでした.
むしろ、改造が好きな若者が、中古の型落ちクラウンをVIP系、あるいはラグジュアリー系にドレスアップしていく・・・というタイプが殆どだったのです.
その際には、派手にリップをつけた大きなスポイラーを付けて、LED電飾なども多く配されます.
しかし、最近のクラウンはスポーティーな走りを意識したエディションもリリースするようになり、ドレスアップシーンも変り始めました.
購入層が中高年から若年層へとシフトし、遊び心を持ったオーナーが質の高いドレスアップをするようになってきたのです.
クラウン・アスリートなどはその良い例です.
アスリートには2.5Lターボエンジンやディスチャージヘッドランプなどが装備され、走りを意識した作りになっていました.
それで、こうしたクラウン向けにスポーティーかつ精悍なフロントスポイラー、ダウンフォースを発生させるリアスポイラーなどがリリースされるようになっています.
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