ヘッドランプ（ロービーム）をブラッシュアップする

ホンダCR-Zのヘッドランプ（ロービーム）はβ以外のグレードはディスチャージ式を採用しています。
ディスチャージ・ランプはHIDランプ、キセノンランプなどと表現するメーカーもあり、同義語です。
ディスチャージ・ランプはその名のとおり放電式ランプで家庭用蛍光灯や大型水銀灯などと原理は同じです。
ハロゲンランプや普通の白熱灯よりも白い光を放ち、発熱は少なく、しかも消費電気が少ないのが特徴です。
従来のハロゲン・ヘッドランプから急速にディスチャージ式のライトの装着が増えているのが現状です。
しかし、ホンダ製だけでなく純正ディスチャージ式ランプの光の色が黄色い（白あるいは青白くない）と不満の声が上がっています。
確かにメーカー純正のディスチャージ・バルブ（バーナーともいう）の色温度は4000～4500ケルビン程度で、白い光線といわれる5000ケルビン超は非採用というメーカーが多いのです。
それでも、普通の電球の3000ケルビンに比べると白いのですが、人間の慣れで「もっと白く、青白く……」という要求が高まってきました。
そこで市場に出回ってきたのが5000～6000ケルビンの交換用HIDバーナーです。
なかには8000ケルビン超のバーナーでも手に入れられます。
CR-Zのディスチャージ・ランプを高輝度の青白いライトに交換するユーザーは多いようです。
DIY程度の作業で交換可能ですが、フロントバンパーを一度取り外した方が作業効率が高そうですね。
そのために外したビスなどをキチンと整理しながら作業しないと、取り付けに苦労します。
順序よく作業しましょう。

純正パーツの取り外し・取り付けはメンテナンスDVD