CR-Zに過給器を付ける

ホンダCR-Zは世界初のハイブリッド・スポーツ。
かつてのホットハッチ・CR-Xを彷彿させる２＋２名のシートレイアウトのスポーティモデルですね。
環境負荷を最小限に抑えるHONDA IMAシステム搭載のハイブリッド・カーですが、ドライビングの楽しさを提供するスポーツ性も持ち合わせています。
しかし、ホンダのNS-XやS2000、そしてタイプR系のスーパースペックを期待すると肩すかしを食うことに……。
ただ、トランスミッションに３ペダルの６速MT（マニュアル・トランスミッション）車をラインアップしたあたりが、ホンダ車らしいラインアップです。
世の中にはCR-ZにタイプR系のスペックを期待するユーザーの声に応えるメーカーがあるのですね。
アフターマーケットは多彩です。
エンジン・チューンの代表がターボチャージャーやスーパーチャージャーなど過給器のセットアップです。
エコカーのハイブリッド・カーに過給器は不釣り合いなパーツに思えますが、効果は抜群だと思えます。
現在、エンジンのダウンサイジングが欧州車を中心にトレンドとなっていて、その中身は、小さな排気量の直噴エンジンを過給器でフォローするというシステムです。
高出力モデルはターボチャージャーとスーパーチャージャーを組み合わせたツインチャージャー・システムを搭載。
マニュアルトランスミッションをベースにした２ペダルのダイレクト・ギアボックスで効率の高い走行性能を実現しています。
そもそもハイブリッド・システムは、小さなエンジンを電気モーターでフォローする過給器のような存在なので、CR-Zにもうひとつの過給器を追加してツインチャージャーとするのは、ありですね。

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