セレナのハイドロフィリック・レンズ

ハイドロフィリック・レンズというものをご存知でしょうか？これは親水と呼ばれる性質を持つミラーレンズであって、最近ではセレナなどの上品な車向けに積極的に販売されています。

ハイドロフィック・レンズとはハイドロテクトによって、付着した水滴を膜状に拡散する事によって、その視認性を向上させることができるのです。

もともと、ミラーレンズというものは、風が当たらない部分にあるものとなっています。

この事からも、水滴が一度付いてしまうと、走行中はそれを拭くことができないことになってしまうのです。

そこで、セレナなどのスタイリッシュな車は、先を観るドライバーのために、ハイドロフィリック・レンズというレンズを使ったりするわけです。

セレナ用には、ガナドールのメーカーから、ハイドロフィリック・レンズが登場しています。

こちらは、親水性のタイプのものになっており、風を受けないミラーにとって、実は撥水性タイプは視認性が低下してしまうので、あえて親水性が選ばれています。

見やすさ、を追求したこちらのレンズは、アスフェリック加工なども施されており、横下方の突起物、人物などの確認がよりしやすいもので、安全性が向上、そしてデュアルワイドレンズによって、後方の視界をより広いエリアへと広げることができるようになっています。

レンズにはブルーカラーが採用され、目に有害な紫外線を抑えて、昼間の太陽光の眩しさを軽減してくれるようになっています。

赤目光を遮断して、さらに黄色光を減らす事によって、後続車のヘッドライトなどでの夜間での眩しさを減らすのです。