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ホンダ・ストリーム(RN1~5型)のヒットと凋落 | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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ホンダ・ストリーム(RN1~5型)のヒットと凋落

1990年代に入って、ホンダ業績低迷からF-1グランプリから撤退。

ホンダは1993年に発表した新型ミニバン、ホンダ・オデッセイの大ヒットで、傾きかけていたホンダの業績が大幅に回復しました。

その後、クリエイティブ・ムーバー・シリーズのステップワゴン、CR-V、SM-Xなとが立て続けにヒットし、F-1を走られていたメーカーが急速にミニバンメーカーへと舵を切り始めたのでした。

そして5ナンバー枠に収まるコンパクトなミニ・オデッセイのリリースが噂され、遂に2000年10月26日、初代ストリームが登場しました。

ボディサイズは全長×全幅×全高4550×1695×1590mmで車重1310から1480kgとオデッセイをふた回りほど小さくした7名乗車仕様のミニバンです。

主力エンジンは、当時のホンダ・エンジン開発車をして「ホンダ最後の新開発ガソリンエンジンです」と言わせた、新開発のK20A型2リッター直列4気筒DOHC i-VTEC でした。

この2リッターエンジンにマニュアルモード付き5速ATの組み合わせは抜群の動力性能をストリームにもたらし、大ヒット作となりました。

発売から10カ月で累計販売台数は10万台を超え、ホンダのクルマとしてはステップワゴンを抜く最短記録を達成する人気モデルとなったのです。

ところが、2003年に車両コンセプトにとどまらず、ボディサイズまでまったく同じ、ウィッシュをトヨタが発売します。

トヨタはその販売力(値引きを含めた強力なプロモーション)にモノを言わせ、あっという間にストリームを抜き去ってしまうのです。

以後、初代ストリームは表舞台から姿を消してしまいました。




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