フィットジャッキアップよりもジャッキダウンの方が危険です！

皆さんはＦ１などのレースには興味があるでしょうか？

Ｆ１のスピードやエンジン音などもカッコいいものですが、タイヤ交換などのピット作業の素早さは見ていて惚れ惚れするほどカッコいいですよね。

Ｆ１ではスピードが勝負ですので素早いジャッキアップやジャッキダウンを行っていますが、一般的にはフィット１．３Ａなどの車のように重量物はジャッキアップのときよりもジャッキダウンする時の方が危険を伴います。

フィット１．３Ａをフロアジャッキで持ち上げる時には、作業が終えたらジャッキダウンしますが、リリーズスクリューというネジをほんの少し緩め、ゆっくりと安全にジャッキダウンさせなければいけません。

フィット１．３Ａのジャッキダウンをするために、リリーズスクリューをたくさん回してしまうと車体が急激に降下してくるだけでなく、フロアジャッキが倒れてしまったりしてしまうことも実際にあります。

また、緩めすぎてしまうとフロアジャッキ自体の故障にもつながってしまいますので、ここは慎重にジャッキダウンを進めていくのが良いですね。

また、フィット１．３Ａをジャッキダウンさせている途中で、ジャッキダウンを中断する時にもゆっくりとリリーズスクリューを締めるようにしないとショック荷重（ジャッキにかかる力）が大きくなりすぎて、思わぬ事故やジャッキの故障につながってしまいます。

Ｆ１のピット作業はとてもカッコいいものですが、ＤＩＹでの作業はカッコよさよりも安全性を重視して行うようにしましょう！