>> フィットカスタム |
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フィットは、軽快な走りと低燃費の相反する性質のものをうまく引き出した数少ない車です。 この性能を引き出すにはECUの存在が不可欠です。 ECUは、エンジンや車のいろいろな制御を受け持つコンピュータでエンジンと同じぐらい重要なパーツです。 このECUに記録されているデータ次第で良くも悪くもなります。 ECUが制御・管理する項目は、スピードリミット、レブリミット、VTEC切り替え回転数、燃料MAP、点火MAPなどのエンジン関係、それ以外にも悪名高い電子制御スロットルや電動ファン作動温度、セキュリティーのイモビライザーなども管理しています。 ひと昔前なら全てバラバラでアナログ的に制御していたものが、この小さい箱の中のコンピュータ一つで全て制御できるのです。 このECUの中には書き換え可能なフラッシュROMが内蔵されており、制御すべき項目のデータが記録されています。 そのデータに従って車が動きます。 このデータを車の使用方法に合わせて書き換えたものをチューニングECUといいます。 ECUは、専用ソフトがインストールされているパソコンで簡単に書き換える事ができます。 有名なチューニングショップなどは、自分のショップで培ったオリジナルのデータをそれぞれ持っており、自分のフィットを持ち込めば専用のケーブルをODBポートに繋ぎ、ものの数十分で書き換える事ができます。 ほとんどのショップが通信販売でも受け付けておりその場合はあらかじめフィットから外したノーマルECUをショップに送らなければなりません。 その際に取り外し作業と書き換えられて送られてきたチューニングECUの取り付け作業を伴いますが、ネジ数本外すだけで簡単に取り外しができます。 中には、DYNAPACKなどの車の馬力を測る設備があるショップなどでは、実際にパワーチェックしながら最高の状態のチューニングECUを作ることもできます。 これを現車合わせといい、通販などに使う一般的なデータの事を吊るしデータといいます。 当然ですが現車合わせの方が良い性能になりますが、セッティング費用がかかるので割高になります。 書き換えは、個人でもできますが下手に書き換えるとエンジンブローなど故障を引き起こす可能性がありますので信頼できるフィットに詳しいショップのチューニングECUをおすすめします。 |
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