プリウス　マフラー取り付け

プリウスのマフラー交換には社外品のアフターパーツが多く用意されています。交換用マフラー事前認証制度対応品ですと車検の際には全く心配は要りません。
アフターパーツの中には、排気の抜けをアップするために、直管構造にしてグラスウールを採用している製品が多数あります。グラスウールは、細かい繊維が並びそこに隙間が無数にある構造です。この素材は高音域の吸音にはかなり効果を発揮しますが、排気の煤やオイルなど不純物質が付着しやすくなり、それが原因では吸音力が低下してしまいます。
または、マフラーカッターというマフラーの出口のところにつけるアクセサリーのようなものを装着する人もいます。これはマフラーの出口の形状を変えてデザイン性をアップさせるものです。

プリウスのマフラー取り付けをやってみましょう。プリウス場合はマフラーのフランジは運転席の下部にあるので、すぐ判ります。プリウスは車高が高いとは言え、ジャッキアップした余裕のある空間で作業をした方が安全です。タイヤを外します。フランジ固定のボルトをレンチで緩めた後で、ラバーハンガーから外してマフラーを取り去ります。取り付けは取り外しの逆の方法です。交換用のマフラーをラバーハンガーにかけて位置の調整を行います。フランジ固定ボルトをリアピースとセンターピースにあてて締め付けます。最後にアーシングラインを取り付けます。交換用マフラーにも取り付けの説明書がたいてい付いていますが、当メンテナンスDVDで一連の工程を確認してみてはいかがでしょうか。プリウスのマフラー取り付けはじつに簡単な作業だということをご納得していただけます。