>> プリウス |
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未来的なデザインと最先端のハイブリッドシステムを搭載したエコカー・プリウスですが、室内の特にメーター周りがあまり見やすいとは言えません。 ドライバーを無視するかのように中央に配置されたデジタルメーターは特に頂けません。 ドライバー以外の人が現在のスピードや残燃料、シフトポジションを知る必要はありませんし、見たい情報も現在の走り方がプリウスのノルマである低燃費にどれだけ影響しているかを判断するには乏しすぎるような気がします。 そこで、同乗者の為のイラストチックなエネルギーモニタではなく、ドライバーの為のエコ運転を手助けする追加メーターをつけてみましょう。 まず追加メーターの種類ですが、エコの運転を支援するためには、エンジン起動時の状態を把握する必要があります。 究極のエコ運転であればモーターだけでの運転をするのがベストですが、もしエンジンがかかってしまった場合に備えて装備をしておいた方が良いのが、タコメーター、バキュームメーター、電圧計です。 最初に装備したいのが、タコメーターです。 エンジンの回転数を知る事ができます。 これを見ながら、エンジン回転数を抑えた運転をします。 次に、バキュームメーターです。 インテークマニホールドの負圧を測る事によってエンジンに掛っている負荷などが分かります。 プリウスはNAエンジンで、ラム圧も期待できないので正圧になる事はありません。 0~-100kPaまで目盛りがあるものがほとんどでなるべく0に近づかないようなアクセルワークで運転します。 最後に、これはエコ運転とは関係のないものですが、電圧計です。 ハイブリッドシステムのバッテリーの電圧ではなく、補器バッテリーの電圧が分かるようにします。 補器バッテリーの劣化やバッテリー上がりを防ぐために取り付けます。 このメーターをドライバーの正面に取り付ければ、視認性もよく数値が読み取りやすいのでエコな運転に役立つと思います。 取り付けに関しては、タコメーターは、ECUから回転信号を取り出します。 バキュームメーターは、インテークマニホールドから出ている負圧のとれるホースからバキュームセンサーへ配管します。 電圧計は、電装品のヒューズから電圧をとるとよいでしょう。 電圧計以外のメーターの配線はエンジンルーム内から車内に配線をとりまわすのですこし面倒ですが、ある程度知識があれば出来る作業です。 |
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