>> マーチ |
|
![]() |
新設計Vプラットフォームのシャーシを持ったK13型マーチですが、軽量高剛性を謳っている割には、あまり剛性感を感じれらません。 もともとファミリーカーですから高い剛性を出して乗り心地の悪化に繋がっては困りますし、コストも掛ってしまいます。 しかし、あまり剛性感のないボディーでグニャグニャした感覚を感じながらの運転は気持ちの良いものではありません。 特にスポーティーな走りをする場面では、その剛性感の無さがすぐに走りの質に関わってしますので、対処すべきところだと思います。 ボディー剛性を上げるためのアフターパーツには、いろいろな種類のものが売られています。 中でも今回お薦めするロアアームバーは、ハンドリングの善し悪しに影響が強く出るパーツです。 特にマーチの様な数を売る一般大衆車では、原材料のコストや製造工程コストを抑えるために簡単な補強で済まされている事が多いのでボディー剛性が低くなる傾向があります。 このようなボディー剛性が比較的低い車にとっては、ロアアームバーの様な補強パーツは効果がはっきりと表れます。 ロアアームバーは、タワーバーの逆の位置に取り付けます。 タワーバーは、サスペンションの上を補強しますが、ロアアームバーは、その名の通り、フロントサスペンションの左右のロアアームの付け根にあたる部分同士をつなぐ形で取り付けられサスペンションの土台となる部分をしっかり補強します。 この土台をしっかりさせて左右のサスペンションアームの動きを正常化し、外からの力によるアライメントの変化を極力抑えます。 抑える事によってサスペンションに本来の仕事をさせる事が出来るのです。 これをつける事によってシャープなハンドリングが手に入ります。 欲を言えばタワーバーと共に取り付けると効果が高いと思います。 取り付けに関しては、車体の下の部分になりますのでジャッキアップが出来る環境と知識が必要になりますが、取り付けそのものはボルトオン設計なので難しい事はありません。 |
|
純正パーツの取り外し・取り付けはメンテナンスDVD