フェアレディZミッション交換

日産のスポーツカー「フェアレディZ」は初期型～前期型で5MT、4ATを採用。

2002年のフルモデルチェンジから6MT、5ATとなり、最新モデルでは6MTと7ATというミッションが採用されています。

最新モデルにおける7ATは、マニュアルモード付きでありスポーツ走行をしっかり楽しめるものとなっています。

最新のフェアレディZは通常モデルで336馬力、ハイパフォーマンスモデルでは355馬力という並外れた高出力エンジンを搭載しており、フラッグシップの名に恥じない動力性能を誇っています。

初期モデルであっても280馬力を出すエンジンを搭載しており、ハイパワーはこの車種の各年式モデルを一貫している特長とも言えます。

フェアレディZは1989年から販売されてきた息の長い車種でもあり、多くの旧車ファンがかなり年式の古いフェアレディZを保有していることも多い車種の一つです。

そうした低年式・多走行の車は当然あちこちパーツ交換の必要が出ていますし、フェアレディZのようにハイパワーな車であれば、そのパワーを受け止めるミッション交換の必要がかなり出てきます。

多くはミッション交換というよりクラッチの交換や強化といった例が多いのですが、なかにはギアが磨耗してしまっているため、ほぼミッション交換にちかい場合や、比較的保存状態の良いミッションにまるごとミッション交換してしまう例がよく見られます。

外から見ると一見非常に古い車に見えつつも、ミッション交換などの大規模なパーツ交換を経て、中身はかなり違っているということが比較的起きやすい車種かも知れません。