ヴィッツオイル交換

フィットと並んで全国的に走っているのを見かける車の代表格の一つがヴィッツです。

トヨタの顔とも言える地位を築いたコンパクトカーであり、随所にトヨタらしいコストパフォーマンス向上への工夫が見られる車でもあります。

ヴィッツのオイル交換に際して、最新モデルの取扱説明書で推奨されているオイルは0W-20、5W-20、5W-30、10W-30と4種類にわたります。

これはトヨタの考え方がよく現れている点で、ヴィッツは特に仕様を変えること無く世界中様々な地域風土、気候のなかで走行し、様々な用途に使用されることを前提にエンジン設計されているが故だと言えます。

ヴィッツに採用されているエンジンはそれだけ適応できる幅がひろいということですし、また、オイル交換でのチョイスによってその性格を大きく変える車だということもできます。

このように広い適合性を持っているエンジンですので、オイル交換も特に神経質になること無く「安いオイルで適切に交換する」というだけでも十分だと言える所があります。

特にこだわりが無ければ10W-30あたりの安く購入できるオイルでオイル交換しておけば良いでしょう。

適合オイルの中では最も粘度が高いので、トルクが出ることと静粛性が高いという特徴から街乗り向けでもあります。

その上で、燃費にこだわるなら0W-20、高速走行するなら5W-30等というように、用途に合わせたオイル交換をしておくのがヴィッツの場合の目安となります。