フィットオイル交換

ホンダのベストセラーカーとなったフィットは、その使い勝手と燃費性能の高さに人気があります。

そんな低燃費車フィットの場合、オイル交換に使用するオイルも、燃費重視で低粘度のオイルが純正品として指定されています。

フィットの最適オイルとして公式で指定されているのは0W-20のオイル。

これはかなりの低粘度オイルなので、燃費重視であること、あまり高回転走行や高負荷を掛ける使い方を想定していないことが伺えます。

実際、市場に存在するフィットは一部のスポーツ仕様を除いてほぼすべてCVTで、任意で高回転走行をすることはできませんし、最大乗用人数から言っても大人数が乗ったり、大荷物を詰め込んでという使い方は一般的ではありません。

故に、オイル交換に関してもエンジン保護と言うよりは燃費重視になるのでしょう。

もちろん、高速を多用するような人や、スポーツ仕様の場合、5W-30や5W-40と言った多少粘度の高いオイルを使ってもよいでしょう。

燃費への影響も実走ではそれほど感じられないようです。

なお、最新型のフィットはオイル交換で出る廃オイルの環境負荷にも着目しており、純正オイルの場合「6ヶ月か8000kmごとにオイル交換」というようにオイル交換の頻度事態が少なく出来るように設計され、純正オイルの方も調整されているようです。

結局の所、コストパフォーマンスと安定を考えると、ホンダ純正の0W-20を使っておくのが無難なようです。