エルグランドオイル交換

大人数を乗せることを前提にして設計されているエルグランドの場合、オイル交換は実際にどれぐらい大人数を乗せたり、重い荷物を積んで走るかによって交換すべきオイルが決まってきます。

空荷で入ることが多いのであれば、経済性優先で5W-20ぐらいのオイルで良いでしょう。

逆に、しっかり積載して走ることが多い、高速を多用するといった場合は、高温時にもしっかり保護してくれる5W-30クラスを選びたいところです。

ただ、エルグランドの場合スポーツカーなどとは違い、5W-40のクラスはそれほど必要ないでしょう。

割りと古い車体でエンジン保護を優先したり、静粛性を重視する場合は、低温時の粘度も上げて10W-40や20W-50という選択肢もあります。

20W-50ぐらいまで粘度を上げると、かなりのエンジン保護効果がありますので、トラブルや持病を抱えたエンジンには最適でしょう。

静粛性やドライブフィールはかなりオイルの影響を受けますので、定期的なオイル交換だけではなく、使い方が変わった場合などに合わせてオイル交換するのも手でしょう。

特にエルグランドのようなミニバンは使い方によってエンジンへの負荷などがガラリと変わりますので、それに合わせたオイル交換はトラブル予防にも効果的です。

なお、取扱説明書でのエルグランドの指定オイルは2.5Lエンジンで「0W-20」、3.5Lエンジンで「5W-30」となっています。

新車のエルグランドならばこれぐらいという目安にはなるでしょう。

あとはオイル交換時のエンジンの調子などを見ながら調整していくのが良いと思われます。