>> ランサーエボリューション |
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ランサーエボリューションXのチューニングを考える上でとても重要なことが、ふたつあります。 一つは重量、もう一つは、熱対策です。 先代と比べると全長・全幅共に大きくなり、高剛性のボディーや先進的な装備をいろいろ取り付けたため、先代より約150kgも車重が増してしまいブレーキや足回りなどに負担がかかるようになってしまいました。 そのため、ランサーエボリューションXのチューニングパーツを選ぶ際にもなるべく軽量なものを選んだり、軽量な素材を選んだりなど極力車重が増えないような工夫が必要になりました。 熱に対しては新しいエンジンレイアウトの為にエンジンルーム内の熱がこもりやすくなり、その熱に起因したトラブル、タービンのガスケット抜けなどが起こりやすなったため、各パーツメーカーからは冷却系のパーツが多く発売されるようになりました。 三菱もこの事を予測していたのか、ランサーエボリューションXには、アルミ製の軽量化パーツが使われ、同時に冷却も促すような仕組みもボディーのあちこちに付けられています。 その代表的なパーツがボンネットです。 ランサーエボリューションXのボンネットは軽量なアルミ合金で作られており、そこにはエンジンルーム内を冷却するボンネットダクトなどが取り付けられていますが、雨対策のためかダクトが小さく導入できる空気量もそれほど多くありません。 重量に関してもノーマルは9.6kgと軽量ですが出来る事なら更に軽量化したいところですそこで更に軽量化と放熱性を高める為にボンネットを交換してみてはいかがでしょうか。 交換するボンネットを選ぶには、まず重量の観点からみるとFRPではなく軽量で丈夫なカーボン製のものが良く、軽いもので約2.2kgもの軽量化が出来るものもあります。 次に考えるのは形状ですが、ラジエーターを通り抜けた空気が素早くボンネットから抜けていくこと、エキマニ周りの冷却をするための空気をたくさん取り入れる事が出来るものがベストだと思います。 忘れてならないのが雨対策で、冷却性を高めるとどうしてもボンネットには大きなダクトが開けられている事が多いので電気系統が多いエンジンルーム内を濡らさないようなしっかりしたレインガードが必要になって来ます。 |
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