>> ランサーエボリューション |
|
![]() |
ランサーエボリューションXを快適に乗り続けるには、水温の管理がかなり重要になって来ます。 熱のこもりやすいエンジンレイアウトのおかげで夏場や高回転を使った走りをすると簡単に水温が上がってしまい、熱ダレ症状があらわれてきますし、水温が上がるという事は、油温も上がるので高温の状態が長く続くのはよくありません。 ランサーエボリューションXはマルチインフォメーションディスプレイに水温が表示されていますがそのメーターを見て水温が何度なのかが分るようなものではなく、ある程度の低い・ちょうどよい・高いぐらいの判断しかできませんし、水温が上がってくると急に目盛りが増えて来るので感覚的にも分かりにくいものがあります。 厳密な水温の管理をするためにはこの役不足なノーマルの水温計は置いといて数字でしっかりと水温を把握できる水温計を取り付けましょう。 水温計は表示方法によってデジタル式とアナログ式に分かれ、検出方法によってセンサー式とOBD2ポート式に分かれます。 表示方法は好みに分かれるところですが水温の推移を見たいのであればアナログ式、現在の水温やピークを見たいのであればデジタル式が良いでしょう。 検出方法については多機能メーターであればおのずとODB2ポート式になるのですが、単独の水温計として付けるのであれば自分でセンサーを取り付けるセンサー式の方が正確な水温を見る事が出来ます。 水温センサーを取り付けるには従来のラジエーターパイプをカットしてその間にアダプターを入れる方法もありますがランサーエボリューションXに取り付けるにはアッパーホースのアタッチメントにタップを立ててそこにセンサーを取り付ける事が出来ます。 ありがたい事にランサーエボリューションXのアッパーホースアタッチメントには「ここに穴をあけてください。 」と言わんばかりの所があってパーツショップでもノーマルのものにタップ加工したものが売られています。 取り付けるにはある程度クーラントを抜く必要があるので取り付け作業の他にエア抜き作業なども行う必要があります。 |
|
純正パーツの取り外し・取り付けはメンテナンスDVD