>> ランサーエボリューション |
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ランサーエボリューションXはもともとWRCに参戦するために作られた車でこれまでにエボ1~9を使ったマシンが多く出場していました。 しかし、三菱ワークスの撤退やラリーアートの業務縮小などもあってランサーエボリューションXでWRCに参戦するチームは少なくなってしまいました。 ランサーエボリューションに対する見方も「ラリー車のランサーエボリューション」から「チューニングカーベースのランサーエボリューション」という方向に傾きつつあります。 ラリー車と言えば象徴的なのが大光量の補助ランプですが、技術も進み今迄の様な大型のハロゲンランプを使ったフォグやスポットランプではなく小型のプロジェクターランプを使ったものやHIDを利用した補助ランプも発売されるようになり、レンズが小さくても大型ランプに引けを取らないぐらいの光量の光を出す事が出来るようになりました。 ランサーエボリューションXには、オプション設定でプロジェクタータイプのフォグランプが用意されていますが取り付け位置がオイルクーラーやSSTクーラーの空気取り入れ口の1/3位をふさぐような形で取り付けられるためサーキットユースのドライバーからはあまり評価が高くありません。 色もフォグなのになぜか白で、悪天候下での利用が本来の目的なのに乱反射が激しく、濡れた路面に光が吸収されてしまう白なのが理解できません。 そこで悪天候でも視界がとれるようにフォグランプのバルブを交換してみましょう。 ランサーエボリューションXのフォグランプのバルブ形式はハロゲンバルブH11型の55W相当のものであれば大体のものが取り付ける事が出来ますが、中には特殊な形状のものもあって規格外の太さや長さがあるバルブは狭いプロジェクターレンズの中に干渉してしまうので注意が必要です。 色は、フォグランプですから悪天候での使用を考えるとやはり黄色がベストだと思います。 もし55Wのハロゲンバルブの明るさで物足りないのであればフォグランプをHID化するという選択肢がありますが、色温度に注意をし、あまり白くならないような色温度(3000K代)のものを選択しましょう。 |
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