>> ランサーエボリューション |
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ランサーエボリューションXは、ハイパワーで扱いやすいエンジンを搭載しているのにかかわらず、最先端の技術を用いて排出ガスを平成17年基準50%低減レベルに抑えており、カタログ燃費もJC08モード燃費10.20km/Lという比較的低燃費な車になっています。 ランサーエボリューションXの燃料タンクは、後部座席とリアトランクの間にあり容量はGSRで55リットル、RSで50リットルと他の同クラスの車と比べると少なめな設定になっています。 ランサーエボリューションXには燃料タンクの容量の他にももう一つウィークポイントがあります。 それは、左コーナーでのガス欠症状が出る事ですがこれは一般公道を普通に走っている状態では問題はないのですが、右方向の横Gが長くかかるような走りをした場合、即ちサーキットで長い高速左コーナーを走り続けたような時におこり、GSR特有の症状です。 というのもランサーエボリューションXの燃料タンクは助手席側に燃料ポンプが取り付けられており燃料を吸い上げるところも左側についているため左コーナーを曲がった時の遠心力で燃料が右に寄り続けることにより吸い上げる事が出来ずにガス欠になってしまうという事なのです。 これに対して競技車ベースのRSの場合は燃料タンク内にセパレーターが付いており燃料に片寄りを防いでいるのでこの様な事態は起こりにくくなっています。 GSRでサーキットを走る事が多い車の場合はこのRSの燃料タンクに交換するのは必須事項です。 グレードは違うものの基本的なボディーは同じなのでボルトオンで交換できますが容量が5リッター減る事を覚悟し負ければなりません。 燃料系の交換作業は自分でやらずにプロに任せた方が良いと思います。 |
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