>> ランサーエボリューション |
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2000ccという小排気量ながら3リッターオーバーの車をも簡単に抜き去ってしまう様なハイパフォーマンスを持っているランサーエボリューションXの4B11型エンジンは横置きでインテークがフロント側、エキゾーストがエンジンルームの奥側(後ろ)側に配置されています。 もちろんタービンは、エキゾースト側のエンジンルームの奥側に取り付けられているので車の最前列に取り付けられているインタークーラーまでのインテークパイプの配管が必要ですので、エンジンを脇を避けるように配管されており、更にインタークーラーからスロットルボディーまでの配管もされています。 ランサーエボリューションXのノーマルのインテークパイプは、ほとんどがゴム製で出来ておりとても柔軟性があるので手で押しても簡単につぶれてしまうほど柔らかく出来ています。 このインテークパイプが配管されている全ての場所は、タービンからの過給圧がかかる所ですので、この柔らかい材質のパイピングでは、圧力によって膨らんでしまうので、過給圧の低下や過給レスポンスの悪化に繋がってしまいます。 そうならないようにするには、柔らかいゴム製のものから圧力での膨張が少ない金属製のパイピングに換える必要があります。 ランサーエボリューションX用として売られているものはステンレスやアルミ、中にはチタンなどで出来ている軽量でしっかりとした材質を使ったものが多く、パイピングの取り回しもノーマル形状を踏襲しながら吸気抵抗が少なくなるような緩やかな曲げで作られています。 交換する場所によって値段はまちまちですが、タービン~インタークーラー、インタークーラー~スロットルボディー迄の全てのインテークパイプの交換が望ましいと思います。 ランサーエボリューションXでの取り付け作業は、ノーマルとの置き換えですので簡単に取り付けることが出来ますがインタークーラー周りの作業にあたってはバンパーを取り外す必要が出てくるでしょう。 |
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