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ランサーエボリューションX オイルクーラーの交換 | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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ランサーエボリューションX オイルクーラーの交換

4G63の時代からランサーエボリューションは、温度管理が難しいと言われてきましたが、このランサーエボリューションXは更に温度管理が厳しいものになってしましました。

今までの4G63エンジンは前方排気レイアウトでエンジンルーム内に置かれていましたが、4B11になってからは後方排気レイアウトになってしまい、最大の熱の発生源となるエキゾーストマニホールドやタービンなどの排気系がバルクヘッド近くに配置されたため、どうしてもエンジンルーム内に熱がこもりがちになってしまいます。

熱対策としてランサーエボリューションXのボンネット中央には、タービン回りを冷却する為の空気を導くエアーインテークがありますがあまり効果が無く、サーキット走行やスポーツ走行をしていると簡単にエンジンオイルやクーラントの温度が上昇してしまいます。

特にエンジンオイルは、エンジン本体の潤滑や冷却をするほか、高い温度になるタービンの潤滑をする重要なオイルですので、そのオイルの温度管理はとても重要になって来ます。

エンジンオイルを効率よく冷却するにはオイルクーラーが一番効果的で、ランサーエボリューションXにも標準で右前タイヤハウス前に装備されていますが、空気に取り入れ口が小さい為あまり効果的な冷却が出来ずに油温は高めになってしまいます。

そこで更に冷やす為にオイルクーラーを増設または交換してみてはいかがでしょうか。

ランサーエボリューションXに標準で装着されているオイルクーラーをもっと効率のよいコアに交換したり、標準のコアはそのままですぐ隣にもう一つコアを追加するダブルコアにしたりする方法が良く取られますが、5MT車の場合は、左前タイヤハウス前にも設置する事が出来ます。

ここはTS-SST車のSSTオイルクーラーが設置されている場所として用意されているので5MT車は、何も取り付けられていませんので、この場所もオイルクーラーの設置場所としては最適ではないでしょうか。

TS-SST車の場合は残念ながら5MT車の様に取り付ける事が出来ませんので、右前タイヤハウス内のコアを変更するか同じ場所にダブルコアとして設置する方法しかありません。




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