>> ランサーエボリューション |
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ランサーエボリューションXの様なターボ付きエンジンの場合、排気効率の良しあしが直接パワーに繋がって来ます。 タービン以降の排気ガスはタービンに付いているアウトレットから始まって、フロントパイプへとつながり、その後は触媒へと流れていきます。 このアウトレットと触媒をつなぐフロントパイプもマフラーと同様に形状やパイプの径によって排気効率に影響を与えるもので排気系チューニングではマフラーを交換する次のステップとして交換する車がほとんどです。 ノーマルのフロントパイプは、設置される場所が狭いためにパイプの曲げが急でなおかつパイプ径も直径60mmなので排気ガスがスムーズに通る事が出来ず、「抜け」の悪いものになっています。 それをもっと抜けの良いものに交換する事で排気効率が向上し、2次排圧低下に貢献する事が出来るのではないでしょうか。 パーツメーカーから発売されているランサーエボリューションX用のフロントパイプは軽量のステンレス製で極力曲がりを滑らかにしてあるもので、パイプ径も直径70mm~85mmくらいまでいろいろあります。 あまり太いものにしても高回転ではよいですが低回転域や街乗りで運転がしずらくなってしますので、ランサーエボリューションXには直径70mm辺りが妥当だと思います。 更にフロントパイプには、A/Fセンサーのボスが最初から付いているものが多く空燃比を見ながらセッティングを出す時などに大変便利です。 ランサーエボリューションXへの取り付けは、触媒側は作業しやすいですが、アウトレット側のボルトはかなり奥まっている場所にあるのでかなり長いエクステンションを付けたラチェットレンチが必要になってくるでしょう。 ただ、排気系のチューンで避けては通れない場所ですし、効果も高いのでぜひ交換する事をお勧めします。 |
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