>> ランサーエボリューション |
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新開発の4B11エンジンを搭載したランサーエボリューションXは、カタログ上では、280ps(09モデルからは300ps)というパワーですが実際にはメーカーのセッティングによりかなり抑え込まれたパワーという事が分っています。 特に指摘されるのが、エアフローセンサーとコンプレッサーをつなぐサクションパイプでこれはランサーエボリューションXだけでなく過去に発売されていたランサーエボリューションから言われてきた所ですので、この部分を改善する事で簡単にパワーアップとエンジンフィールの向上が望めます。 ランサーエボリューションXのノーマルのサクションパイプは、柔らかい樹脂でできていて駆動力に合わせて動くエンジン本体に合わせるために蛇腹形状になっています。 蛇腹になっているという事はパイプ内が凸凹のなっているので吸気の際の抵抗になってしまい、コンプレッサーが空気を要求してもスムーズな吸気が行われず結果パワーとフィーリングを悪化させてしまうのです。 これらのデメリットを改善するためにパーツメーカーから発売されているものは、ステンレスやアルミなどのノーマルの樹脂製のものより硬い材質でできていてパイプ内の突起物はなく空気の流れを妨げないようになっています。 パイプ径も少し太くなっていてさらに吸入抵抗を軽減する構造になっています。 ランサーエボリューションXへの取り付け作業も既存の樹脂製サクションパイプを取り外し、社外品のサクションパイプを取り付けるだけの簡単な作業ですが、タービンコンプレッサー内のブレードとエアフローセンサーを傷つけないようにする事とサクションパイプやタービンコンプレッサー内に異物が混入しないようにする事に注意してください。 サクションパイプを換えるだけで10psものパワーアップをすることもあるパーツだけに信頼のできるメーカーのものを選びたいものです。 |
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