>> ランサーエボリューション |
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三菱自動車がWRCを目指して作り上げたマシン、ランサーエボリューションは2008年に10代目にして正式なカタログモデルとして生産され、ランサーエボリューションX(10)として生まれ変わりました。 エボ9までは大衆車のランサーをベースにラリー向けに改造されて発売されていましたが、今回のランサーエボリューションXではランサーエボリューションXありきで開発設計され、その廉価版としてギャランフォルティスが作られました。 ランサーエボリューションXを含むランエボシリーズに共通して言える事は本来のエンジンの性能をいろいろな手段で抑えてどんなドライバーでも運転できるようにしているという一面もあり、カタログスペックのパワーよりも実際にはもっとパワーがあるものも存在するようです。 数あるデチューンしている部品の中で意外と性能が良いと思われているのがエアクリーナーボックスで、フィルターを吸気抵抗の少ないものに交換するだけでもパワーアップにつながるくらい良く出来ています。 更にパワーアップを目指すのであれば、エアクリーナーボックス自体を取り外して剥き出し型のエアクリーナーを取り付けるとかもっと性能のよいエアクリーナーボックスに交換する必要があります。 むき出し型は吸気抵抗を極力少なくするために取り付けるもので高回転でのピークパワーが伸びますが、繊細な制御をするECUを持つ為に個体差もありますが、これだけでエンジンチェックランプが点灯する事もあります。 エアクリーナーボックス交換型では、吸入抵抗の低減の他にチャンバー効果によるレスポンスアップと吸入エアの温度上昇を防ぐなどのメリットがあります。 自分が狙うパワーフィーリングに合わせて交換したいものです。 交換に際しては車種専用設計のものがほとんどですのでボルトオンで取り付ける事が出来ますが、車検時には元に戻すことを頭に入れておいた方が良いでしょう。 |
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