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ランサーエボリューション9 インタークーラーの取り付け | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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ランサーエボリューション9 インタークーラーの取り付け

ランサーエボリューション9に搭載されているターボエンジンには、インタークーラーが標準で装備されています。

インタークーラーとは、タービンのコンプレッサーで圧縮された空気の温度を下げる役割をします。

エアクリーナーから吸入され、タービンのコンプレッサーで空気が圧縮されると温度が上がります。

更に高温の排気ガスを使っているタービンを通るため、空気の温度がもっと上がります。

空気の温度が上がるという事は、空気の密度が薄くなり、同じ体積の空気でも酸素が少なくなるという事なのです。

酸素が少なければ強い爆発は望めません。

それを防ぐために、インタークーラーで吸入空気の温度を下げ、酸素の充填効率を上げようというのがこのパーツの狙いです。

ランサーエボリューション9のインタークーラーは、ラジエーターの前の走行風が良く当たるところについています。

一般の車と比べるとサイズも大きく効率のよい物が純正でもついていますが、ブースト圧を上げたりタービンを交換してパワーが上がっているランサーエボリューション9では、容量が足りなくなる可能性があります。

こんな時は、インタークーラーをもっと容量のある良く冷えるものと交換しなければいけません。

インタークーラーに求める能力は、冷却効果の向上と圧力損失の低減のふたつがあります。

冷却効果はいかに空気を冷やすかですが、圧力損失とはどんなことでしょうか?空気を冷やすためには、インタークーラーのコアの中に空気が長く留まっていればよく冷えます。

ですが長く留ませるために空気の流れの邪魔をすると抵抗が生まれるので、その結果せっかくタービンでブースト圧を上げたのに、インタークーラーを通る事により良く冷えるけれども圧力が下がってしまうという事が起こります。

冷却効果と圧力損失は相反するものなので、インタークーラーを選ぶときにはこの二つの項目のバランスに気を付けなければなりません。

更に、ランサーエボリューション9の場合は、インタークーラーの後ろにラジエーターがあるので、あまり走行風を遮るようなコアでは、水温に影響が出てしまいますのでこれも注意するポイントです。

現在発売されている大体が、純正置き換えタイプか少し加工が必要なタイプなので、ランサーエボリューション9に取り付ける作業はバンパーが外せれば問題なく出来ると思います。

注意点としては、インタークーラーとラジエーターのコアはアルミ製ですごく柔らかく出来ています。

取り付け時にコアのフィンを曲げない様にカバーをしてから作業を進めた方が良いと思います。




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