>> ランサーエボリューション |
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ランサーエボリューション9に搭載されているタービンはTD-05型。 マグネシウム製のコンプレッサーホイールが使われているので低速域から良く回るようになりました。 しかし初期のころのマグタービンは、コンプレッサーホイールの強度が足りす、ちょっと高めのブースト圧を掛けた走りをすると簡単にコンプレッサーブレードが折れたり曲がったりするといういわく付きのタービンなのです。 その後、対策品としてコンプレッサーホイールの肉を厚くして強度を高めたものが付けられるようになりました。 ランサーエボリューション9 MRになってからもマグタービンは使われ続けていますが、対策品よりもさらに強度を高めたタービンに変更されています。 しかし、MRのタービンになってからもこのマグタービンは、良く壊れるタービンとして有名です。 いくら性能が良くてもちょっと無理したぐらいで簡単に壊れてしまっては、何の意味もないのです。 中には、コンプレサーホイールだけアルミに変えて使っている方も多いと聞きますが、ここは思い切って全く違うタービンに交換してみてはいかがでしょうか。 ランサーエボリューション9用のタービンキットいろいろが発売されていますが、お手軽な純正置き換え型のスポーツタービンキットが良いでしょう。 エキゾーストマニホールドもカバーもノーマルのままで取り付ける事ができるので、他に購入しなければならないものはありませんし、アクチュエーターやガスケット類もついているのであとは付けるだけという感じです。 風量があるので比較的低いブースト圧でもかなり高出力が狙えますし、何よりも強度があるので安心して運転する事ができます。 取り付けは、ちょっと複雑ですので、プロのメカニック、それもランサーエボリューション9を良く知っているショップにお願いする方が安心ですが、タービンやオイルラインに知識がある方であれば、自分で取り付けることも可能です。 決して安い買い物ではないので慎重に作業しましょう。 |
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