>> ランサーエボリューション |
|
![]() |
吸気系のチューニングをする際によく耳にする「吸入抵抗」。 この吸入抵抗1つでエンジンレスポンスやパワーの出かたが左右するといっても過言ではありません。 ランサーエボリューション9は、エアクリーナーからタービンのコンプレッサーまでの距離が比較的短く設計されており、その間の吸入抵抗が少なそうに思えます。 実はそれがまったくの逆で、ノーマルのパイピングを外してみるとよくわかるのですが、コスト削減のためか、薄い樹脂製のパイプでおまけに曲がりやすいように蛇腹状になっています。 この蛇腹のデコボコが、吸入抵抗を増大しスムーズな空気の流れを妨げているのです。 ランサーエボリューション9の吸気系をチューニングする際に必ずと言っていいほどピックアップされるウィークポイントなのです。 ここを吸入抵抗の少ないパーツと交換するだけで他がまったくのノーマルなランサーエボリューション9でも簡単に数馬力上がるといわれるほどです。 ここまではっきり指摘されると変えない訳いきません。 もちろんパーツメーカーも見のがす訳ありませんのでいろんなところからランサーエボリューション9用のサクションパイプが発売されています。 ほとんど物が、アルミかステンレス、高価なものだとチタン製やカーボン製などが発売されていますが材質による差はあまりないと思われます。 大事なのは形状です。 エアフローセンサーからコンプレッサーまでなだらかな曲線で繋いでいる形状が理想です。 ランサーエボリューション9での作業としては、ノーマルのサクションパイプとの置き換え作業になりますので、特に難しい事はありませんが、エアフローセンサーの近くを触る事になるのでそこだけ注意してください。 |
|
純正パーツの取り外し・取り付けはメンテナンスDVD