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コペン ブレーキローターの取り付け | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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コペン ブレーキローターの取り付け

コペンでスポーツ走行を考える時に考えなくてはならなのが、ブレーキシステムです。

標準でもフロント14インチベンチレーテッドディスクが装備されていますが、リアは少し時代遅れかと思われるドラムブレーキ。車重が1トンにも満たない軽自動車とはいえコペンという車の性質上、少し役不足のように感じます。

リアのドラムブレーキは、ブレーキシューの交換ぐらいしか性能を上げる手段はないので、おのずと頼るのはフロントのディスクブレーキです。

ディスクブレーキのチューンアップといえばブレーキパッドの交換ですがパッドがいくら高性能でも受け手側のブレーキローターが貧相では、何の意味もありません。キャリパー交換も一つの手段ですが、値段が高いのでなかなか手が出ません。そこで比較的お手軽な値段でブレーキの性能を上げる手段としてローターの交換というのもあります。

ブレーキローターと一言にいってもいろいろな種類があります。まずいちばん一般的なローターとしては、ごく普通の一枚板のローター。ドラムブレーキと比べれば放熱性やメンテナンス性は向上しています。次にベンチレーデットディスクのローター。二枚の円盤を張り合わせたようなローターでその間を空気が流れるようになっているものです。放熱性が良いので、ハードな走りをしてもある程度は大丈夫です。コペンのフロントブレーキがこのタイプです。次にスリットローターまたはディンプルローターです。これは、ローターの表面に筋を入れたり、ドリルの先などでくぼみを入れたりして、パッドの食いつきを良くするとともに、パッドの表面の硬化した部分を少しずつ削り取りいつでも良い状態にするという利点もあります。ベンチレーデットディスクとよく組み合わされます。但し、パッドの減りがかなり早くなります。

他にも構造上の違いでツーピースローターというのもあります。これはベルハウジングとディスクの部分を別パーツにする事によって熱による変形を防ぐという利点がありますが、値段が高くなります。

コペンをどんなステージで使うかによりますが、標準装備のローターからのステップアップとして考えると、ベンチレーデットディスクのスリットローターがいいのではないかと思います。

コペンでの実際の作業ですが、ついているローターを外すのに少しコツがいりますが、作業自体は簡単です。しかし重要保安部品のブレーキだけに慎重に作業したいものです。




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