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コペン ブーストコントローラーの取り付け | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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コペン ブーストコントローラーの取り付け

軽自動車の排気量は、最大でも660ccまで。大型オートバイよりも排気量が小さいのに数倍も重いボディーを動かさなければならないので軽自動車のエンジンは重労働です。それに加えて公的規制の64PSまでの車しか製造、販売できないため一般の車の流れに乗るのもなかなか大変なものがあります。特に高速道路などでは、スムーズに流れに乗れないので、渋滞や事故の原因にもなりかねません。ましてやコペンの様な車を振り回して楽しむスポーツカーには、致命的でさえあると思います。

コペンに搭載されているエンジンは、最大出力64PS、最大トルク11.2kg・mという軽自動車のエンジンとしては規制値いっぱいまで馬力が上げられています。ですがコペンをもっと楽しみたければ、農作業に使う軽トラックと同じ64PSという枠でとらえては可愛そうというものです。スポーツカーにはスポーツカーにあったパワーを身につけましょう。

エンジンの馬力を上げるにはいろいろな方法がありますが、比較的簡単で費用対効果の高いものとしてブーストアップという手があります。簡単にいえばブースト圧を上げる事ですが、ただ単に上げればいいというもんではありません。ブースト圧を上げるという事はシリンダー内での爆発が強くなるという事です。その爆発にシリンダーブロックやガスケットが耐えられなかったらどうなるか・・・。

エンジンには、それぞれに耐えられる限度というものがあります。コペンは、ブースト圧1.3hkPa位といわれています。ノーマルですと約0.8hkPa位まで上がるので、まだ少し余裕があります。このブースト圧を限界を超えないように、かつ高めてパワーを稼ごうという事です。

ブーストアップする方法としては、いろいろ方法があります。一つ目は、コペンのブースト圧の制御は、ECUが過給圧ソレノイドを調整して制御していますのでそのブースト圧制御のデータを書き換える方法。二つ目は、過給圧ソレノイドの配管に加工をする方法。三つ目には、ブーストコントローラーを付ける方法があります。安全性からいえば一つ目の方法が一番ですが、反応の悪い過給圧ソレノイドを使うため制御しきれなくなる場合があります。二つ目は、細かな調整がしづらいうえに安定性がありません。一番おすすめなのが三つ目のブーストコントローラーを付ける方法です。すべて電子制御で管理され反応の早いバルブを使ってブースト圧を調整します。反応が早いので、オーバーシュートを抑える事ができ、ブースト圧も安定します。設定も2~3通り記憶させる事が出来て変更も簡単にできます。

取り付け作業は、特殊な工具も必要とせず、比較的簡単にできます。

但し、ブーストアップをしたときは、燃調も変更した方が効果が期待できるのでECUのデータを書き換えることを強くお勧めします。




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