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コペンのアルティメットエディションSには、本革シートかアルカンターラのレカロのリクライニングシートが装備されていますが、スポーツ走行をするとなると、サイドサポートやショルダーサポートの張り出しが不十分でハンドルを切ってコーナーを抜けていく時などは体がシートの中で暴れてしまいます。さすがのレカロでも普段の乗り降りを考慮して作られた標準装備のシートでは、いささか役不足です。 そこでぜひとも付けて頂きたいのが、バケットシートです。一体型の樹脂のシェルに必要最低限の薄いクッション。高くせり出したショルダーサポートとサイドサポートが体をシートに深く収めます。多少の横Gでもびくともしません。これで安心してコーナーリングを楽しめると思います。 さらにバケットシートに替えるメリットは、何もサポートだけではありません。車の性能を左右するといっても過言ではない、軽量化です。コペンの標準装備のシートの重量は約20kgぐらいの重さがあります。これをバケットシートに替えるだけで、約5kgぐらいに軽量化できるのです。中にはカーボン樹脂でできているバケットシートもありその重量は、なんと3kg。その差、17kgの軽量化ができてしまうのです。 こんな良いことだらけのバケットシートですが、やはり居住性の悪化は多少なりとも犠牲にしなくてはいけません。ただ、薄いクッションしか付いていないのにも関わらず、優れたサポート性のためか、お尻や背中が痛くなる時ことはあまりありません。 バケットシートを取り付けるためには、シートの他に取り付けるシートにあったコペン専用のシートレールも用意しなければなりません。シートを取り付けるための金具の事です。 コペンへの取り付け方法は、単純に純正シートを取り外して同じところにシートレールを取り付けそのシートレールにバケットシートのシェルを取り付けます。その際に、自分の体格や好みに合わせて高さ、角度などの調整をします。前後の調整はシートレールがスライドできるので後で合わせます。 注意したいのは、コペンの場合、軽自動車の2シーターという事でかなりスペースに制限がありますので、軽自動車用のバケットシートを選ぶとよいでしょう。 |
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