プリウスホイール取り外し

お住まいの地域によって季節毎にタイヤを履きかえるプリウスオーナーの方は多いと思います。

晩秋から春先までは雪道に強い冬用タイヤ、暖かい時期はノーマルタイヤと安全の為にタイヤを履きかえるのは地域的には当然の事ですね。

タイヤ交換の時にプリウスからホイールを取り外ししますが、その際気を付けるべきいくつかのポイントを紹介します。

ごく初心者で特に力の強い男性が犯す失敗で多いのがホイールボルトの破断です。

これは取り外しの際に間違ってナットを締める方向に過度に力を入れる事で起きるのですが、タイヤ交換時に使用する便利な十字レンチを使う際に多く発生します。

ホイールを留めているボルトは結構な太さがありますが、成人男性の力では意外と簡単にねじ切れる物なのです。

又、ホイールを取り外しする際に通常はプリウスの車体をジャッキアップして行いますが、ホイールナットに力を加えた途端にジャッキが倒れてケガをするという事故も多く報告される事故の一つです。

これは取り外し作業する場所が平坦な場所ではない場合や作業するプリウスのパーキングブレーキがしっかり掛かっていない場合、ジャッキが不安定な状態の時に発生し易く注意が必要です。

日頃気軽に乗っているプリウスも約１．６ｔもの重量がある車です。

慣れた作業であっても思わぬ災害が起こる可能性もありますので、プリウスのホイールを取り外しする際にはジャッキの状態、地面の状態、パーキングブレーキの確認、輪留めの使用、工具を使う方向など一つ一つ確認しながら安全に行いましょう。