プリウスタイヤ取り外し

近年暖冬傾向にあるとはいえ、冬が近づけば冬用タイヤに衣替えされる方も多いのではないでしょうか？トヨタの人気車種プリウスも一般のガソリン車同様雪道の走行に強いスタッドレスタイヤが用意されていますので雪の降る地方でプリウスに乗っていらっしゃる方は本格的な冬になる前から早めの準備をお勧めします。

プリウスのタイヤ交換で毎年悩みの種になるのが取り外した後のタイヤの置き場所と保管方法です。

既にバランス調整がされてあるタイヤへの交換であれば、専門店に依頼するまでも無くご自宅で簡単に作業できるのですが、プリウスから取り外した現物を見て意外と保管にスペースが必要だと気づく方も多いでしょう。

取り外したら先ずは綺麗に水洗いをします。

土や泥等が付いたまま何ヶ月も放置すると表面が変質してしまう場合があるのです。

水洗いが完了したら全体に専用ワックスをかけて内部の油脂分が揮発してしまわないようにしましょう。

そしてきちんとカバーをして内部に湿気がこもらない様乾燥剤も一緒に入れておくと良いでしょう。

特に取り外した冬用タイヤを夏場に保管する場合、内部の油脂分を逃さないようにする事は肝心で、冬用独特のやわらかいコンパウンドから油脂分が抜けると耐久性が急激に落ちてしまうし、冬用でなくてもひび割れの原因になってしまいます。

プリウスから取り外したタイヤはホイールが付いたままであれば横積みでも縦置きでもかまいませんが、ホイールから外してタイヤのみを保管する際には必ず縦置きにしましょう。

裸の状態で横積みすると自重で変形してしまうのです。