アルファードとLED

街中で見るアルファード、またはその他の車種でも、ヘッドライトやテールレンズが純正のものとちょっと違うな、と思うこと、ありませんか。

それは、純正のバルブをDIYなどで、LED仕様のものに交換しているからなのですね。

そうすることによって、純正のものよりも光の質がぐんとクールになって、ドレスアップ感が増します。

それだけでなく、明度が増すことで夜間走行時の視界もよりはっきりとなり、安全性も高まるというわけです。

このLEDは、そもそも「LightEmitting　Diode（ライトエミッティング　ダイオード）」の略です。

つまり、「『発光ダイオード』といわれる光」を出す半導体素子のなかの一つです。

そのため、従来の純正のバルブに使われている「電球」とはまったく構造が違う、ということになります。

「電球」というのは、どのように発光させているかというと、ガラス管のなかのフィラメントと呼ばれる部分が発熱し、光を出しています。

そのため、発光効率が悪く、電力も消費しやすいうえ、バルブとしての寿命も短くなりがちです。

その点「LED」は、電気を直接光に変換しながら光っていますので、効率が非常によく、省電力の上、バルブとしての寿命も電球よりずっと長いというわけです。

またLEDでは、発光の仕組みが電球とは違うために、スイッチをオンにしたときに、光るまでの反応の速度が電球よりも早い、という点も特徴としてあげられるでしょう。