プリウステールライトのお手入れ

２００５年に発売以来、その低燃費性能と未来的なデザインで多くの人気を集めているトヨタのプリウスですが、長年乗っているとどうしても経年変化により何となく「使用感」のようなものが車全体から滲み出てきます。これらの多くは、特に大きな目立つ傷や汚れも無いのに何となく感じるもので、その正体は多くの場合、樹脂部品の小さな小傷の集合体です。今回は試しにプリウスのテールライトをリフレッシュしてみましょう。

プリウスのテールライトは全体を透明なアクリルカバーで覆う形になっています。このテールライトカバーの表面に実は細かな傷や汚れが付いているのです。透明な樹脂パーツのクリーニングには専用のクリーナーが販売されていますので、詳しくはカー用品店などで聞いてみて下さい。使用した感じはコンパウンドのような感じで、クリーム状の液剤を少量やわらかいスポンジに付けてテールライト表面を磨いてゆきます。最初はザラザラする感覚なのですが、次第にそれも少なくなり最終的にはツルツルの表面が蘇ってきます。最後に表面を保護するコーティング剤を塗っておけば、新車のように蘇ったテールライトをいつまでも美しく保つ事が出来ます。

これらの作業は専門店への愛車プリウスの持ち込みも不要でカスタムパーツの取付けや改造のようにお金も掛からず、実にローコストでプリウスのドレスアップを行う事ができます。勿論テールアンプ以外にも、ヘッドランプやその外の樹脂パーツのリフレッシュに応用出来ますので是非試して下さい。