CR-Z　シート

CR-Zはスポーツカーなので、フロントのシートはホールド性を重視した設計になっています．

CR-Zのフロントのシートは、インサイトのシートと比べ、シートバックの土手が少し大きく、土手立ち上がり部が別ピース化されています．

これにより、小柄なドライバーだと上体を脇から支え、大柄なドライバーだと柔らかい別ピースがたわんで、本来の土手が上体を支えます．

CR-Zのシートは、このように、体格差に対応した設計となっているのです．

また、シートフレームにサポートワイヤーを追加することで、土手のホールド性を向上しています．

CR-Z向けのシートのカスタム用アクセサリーとして、RECARO社製のスポーツシートがあります．

スポーツ＆コンフォートという新コンセプトで設計されたシート（SR-7）をベースにした、ホンダアクセスのオリジナル仕様です．

高級感漂うアルカンターラをサイド部に加え、常に身体が接するセンター部には、蒸れにくいメッシュ生地が採用されています．

人間工学に基づいた安全性・快適性に加え、Hondaのスポーツマインドを持ったシートで、外観だけでなくCR-Zのインテリアもさらにドレスアップされます．

標準装備のシートを取り外しての装着となります．

取付けにはベースフレームが必要で、自分で交換するより、プロショップに持ち込み、整備した方が良いでしょう．

保安基準適合品なので、改造届出の必要はありません．

チャイルドシートでも、ISOFIXタイプチャイルドシート、シートベルト固定タイプチャイルドシートがあります．

CR-Zのシート交換

CR-Zはハイブリットカーであり、スポーツタイプの車両コンセプトを持っている車ですから、車内や外装でも各パーツにはスポーツテイストが盛り込まれています、その反面、なれない方にはシート形状がもうひとつ体に合わないと感じることも多く、一般車両に対する不満とは逆にCR-Zのシートを乗り心地を求めて改造することを希望される場合もあるようで、ある程度のカスタム派やドレスアップ派でも同様なシート取付け改造計画を持つとしても方向性には違いがあるかもしれません。

スポーツ性能が高いCR-Zの場合サイド部分がある程度かために仕上げられているため、コーナーなどでの体を支える機能が重視されているのが替えって乗り心地を硬いという気持ちにさせていることも多く、形状が似ているCR-Z取付け可能シートを選択する場合や持ち込みなどで改造を請け負うショップなどへ相談する際にも部分的な感想を具体的に伝えることができれば希望に適ったCR-Zのシートを教えてくれるでしょう、できたら実物に一度座ることができれば本来は完全なのですが、なかなか多くの種類を展示しておくショップが無いので、ある程度は感覚と勘に頼る部分もあるでしょう。

逆にノーマルでの規制から中途半端なCR-Zの純正品よりもっと本格的なパーツとしてスポーツシートを望むオーナーの場合、ベルト装着方法と4名乗車の必要性を無視しては違反車両とみなされるので注意が必要です。