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ウィッシュ20 ATFの交換 | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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ウィッシュ20 ATFの交換

ウィッシュ20の様な最近のファミリーカーの類は、ミッションとしてオートマチックのみの設定が多くなってきました。

中でもCVTと呼ばれる無段階変速ミッションが取り付けられている事が多くウィッシュ20にもそれが採用されています。

クラッチ形式は普通のオートマチックと同じトルクコンバーター式ですが変速をつかさどるミッション自体はプーリー径を変化させる事ができる二つのプーリー間をベルトでつないでるものです。

これによってギヤ比を自由に変える事ができ、ウィッシュ20の省燃費にも貢献しています。

CVTは構造上ミッションケース内に入れられているATFにかかる負担が大きく、一般的なギヤ式のミッション比べると劣化や温度上昇などの症状が出やすくなります。

特に激しい変速を繰り返していると簡単にATFの温度が上昇し、トルコンの滑りなどが発生しやすくなります。

ATFに限らずオイル系は、温度が必要以上に上がってしまうと劣化がどんどん進んでしまうという性質があるため、一度でも温度上昇のトラブルに見舞われたら必ず交換した方が良いでしょう。

CVTは普通のミッションと同じようにミッションケース上側にオイルを入れるところがありミッションケース下側にドレンボルトがあります。

ただ一つ違うところはエンジンオイルの様なレベルゲージがないので正確な量が把握できません。

そこでドレンボルトから抜いたATF量と同じ量の新しいATFを入れることによってウィッシュ20のATF量を管理します。

ミッションの構造からいって一度のATF交換で全量を入れ換える事は出来ないので数回に分けて交換した方が良いのですが、純正ATFよりも性能が良い社外品のATFをお勧めします。




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