SAI インテークパイプの交換

SAIはプリウス同様モーター駆動ベースのハイブリッド機能をもっており、モーターに負担がかかったときやバッテリー少なくなってきた時にはエンジンの手助けをうけるようになっています。

しかし、SAIはプリウスと比べるとなぜか比較的低回転からエンジンのアシストを受ける様になっており、その分エンジンでの走行が多くなり燃費もハイブリッド車をうたうほどよくはありません。

トヨタがどのような使い方を想定してその様にしたかわかりませんが、プリウスよりかはエンジンに頼って走る事が多くなり、SAIの走りはエンジン性能に掛かっていると思われます。

SAIの搭載されているエンジンの2AZ-FXE型エンジンは、2.4Lの直列四気筒DOHCエンジンで最高出力150馬力を発生します。

もともとはスポーツエンジンの3S型エンジンの後継機として作られましたがそれを更にハイブリッドカー用に手直したものが2AZ-FXE型エンジンです。

NAエンジンですので簡単にパワーアップする事は難しく更にハイブリッドカー用エンジンのチューニングパーツはほとんどありません。

少ないながらも出回っているものとしては、インテークパイプなど吸気系がわずかにあるだけで後はほとんどないと言ってもよいでしょう。

吸気系を効率の良いものに交換すればそれなりにエンジン出力は上がりますが爆発的にパワーアップするものではありません。

エンジンのフィーリングが少し軽くなったぐらいしか体感できないものですが少しでも良くなるのであれば取り付ける価値はあるのではないでしょうか。

特にインテークパイプは、シリコン製の太い径のパイプでノーマルの樹脂で出来ている蛇腹のホースと比べるとかなり吸気効率は上がりそうで効果も期待できそうです。

インテークパイプを取り付けるにはエアクリーナーとスロットルボディーからノーマルのパイプを取り外して、インテークパイプと交換するだけでOKです。