BRZラジエター保管方法

BRZの冷却系のカスタムでラジエターを冷却性能の高いものに交換することがあります。

社外品のラジエターの材質には大きく分けて、アルミ製・銅製・真鍮製の３つの種類がありますが、街乗り中心で渋滞時の水温対策ということであれば真鍮製など、目的によっても選択するラジエターの種類は異なると思います。

BRZのラジエターの交換を自分で作業することは、それほど難しい事ではありませんので、ＤＩＹでラジエターの交換作業をしてしまう人も多いと思いますが、それまで取り付けられていた純正のラジエターの保管にはサビ防止などの一工夫が必要です。

BRZから取り外したラジエターをすぐに中古部品としてオークションなどで売却してしまう場合には問題になりませんが、手元に保管しておく場合には、ラジエターのサビ防止をしっかりとしておくことが必要です。

BRZ純正のラジエター（アルミ製）は、空気中のアンモニアなどとも反応して錆びてしまいますが、最も簡単に保管する方法は、クーラント液（ＬＬＣ）をラジエター内部に満たしておくことでサビを防止することができます。

具体的には、パイプ接合部にビニールなどをしっかりと固定し、ラジエター内部をクーラント液で満たした状態にして保管します。

もともとクーラント液には防錆効果がありますので、この方法で錆びの予防になりますが、数年以上にわたって保管するときには、年に一度程度のクーラント液の交換もするようにしておくと安心です。