メンテナンスDVD
電話注文 0745-60-3590 (平日 9:30-18:30)
BRZ制動力アップ計画!【ブレーキパッド:ノンアスベストとメタル入りの違い】 | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
>> BR-Z

BRZ制動力アップ計画!【ブレーキパッド:ノンアスベストとメタル入りの違い】

BRZに取り付けるためのブレーキパッドを調べていくと、「ノンアスベスト」と「メタル入り」の違いがあることに気づきます。

ノンアスベストタイプのブレーキパッドは、磨材と樹脂が混ざったものを圧縮して作られているもので、耐熱性は低くなってしまいますが、スチールなどの金属が少ないのでブレーキローターへの負担は少ないのが特徴です。

また、ブレーキパッド自体の熱伝導率が低いことから、ブレーキキャリパーの温度が上がりにくいのでペーパーロック現象(ブレーキフルード中に気泡ができて効きが悪くなる現象)も起きにくいとされています。

BRZの純正品にもノンアスベストタイプのブレーキパッドが採用されていますが、制動能力などの機能的な面ではメタル入りに劣るとされています。

これに対してメタル入りのブレーキパッドは、スチールなどの金属が含まれた磨材を高温・高圧のもとで作成されたもので、制動性が優れる一方でブレーキローターの負担は大きくなります。

また、金属の特性上熱伝導率も高くなりますので、ブレーキキャリパーの温度が上がりやすいことから、ペーパーロック現象が起きにくいブレーキフルードへの変更なども同時にしておくと安心です。

BRZでのスポーツ走行を頻繁に行う場合で、ブレーキフルード交換などのメンテナンスができるような場合であれば、制動力の高いメタル入りのブレーキパッドをBRZに使ってみるのも良いのではないでしょうか。




純正パーツの取り外し・取り付けはメンテナンスDVD