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BRZ冷却系を理解しよう!【ラジエターキャップ】 | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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BRZ冷却系を理解しよう!【ラジエターキャップ】

BRZにはエンジンを冷却するためにラジエターが装備されていますが、そのラジエター上部にはキャップが取り付けられています。

このラジエターキャップは、冷却水を交換するときに新しい冷却水を入れるために外したりもしますが、それ以上に重要な役割も果たしてくれています。

BRZのエンジンが冷却しているときに、ラジエターキャップを取り外して見てみると分かりますが、このラジエターキャップにはスプリング(バルブ・スプリング)とゴム状の栓のようなもの(プレッシャー・バルブ)があることが分かります。

さらに、プレッシャー・バルブの先に金属製の円盤のようなもの(バキューム・バルブ)が取り付けられています。

ラジエターキャップの大きな役割は、冷却水の水圧を一定に保つことであり、プレッシャーバルブやバキュームバルブ、バルブスプリングがその機能をはたしています。

BRZの冷却水の水温が上昇してくると冷却水は膨張してきますので、一定の水圧以上になるとリザーバタンクに冷却水が送られ水圧を下げてくれます。

逆に水温が下がってくると、冷却水が収縮してきますので、バキュームバルブを通過することで、ラジエターに冷却水が戻っていきます。

このような働きを続けることで、常に冷却水の圧力が一定に保たれ、冷却水の沸騰などを防いでくれているのがラジエターキャップになります。

BRZのラジエターキャップは消耗品ですので、プレッシャーバルブのゴムが劣化してきたりしたときには、新しいものに交換する必要があります。




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