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アクア新型HV車はグレードによって(すべての)性能が大きく違う | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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アクア新型HV車はグレードによって(すべての)性能が大きく違う

ところで、新型トヨタ・アクアの燃費性能は、グレード(G/S/Lという3グレード)で装着タイヤに差異があり、この装着タイヤで大きく異なるのです。

アクアのカタログ燃費は、10・15モードで40km/リットルという驚異的な燃費をアピールしています。この燃費は最も軽い“L”で達成してカタログ掲載に臨んでいます。ちなみにその他グレードでは37km/リットルですね。

ちなみに最新の燃費計測モードであるJC08モードで全車35.4km/リットルとされていますが、脚注に車重1090kgを超える場合は33.0km/リットルと小さな文字で書かれています。

これはアクアの複雑なパッケージオプションに起因しています。つまり、最高燃費を誇るLグレード(車重1050kg)以外のグレードに設定されたツーリングパッケージを選択すると燃費が大きく落ちるのです。

G/Sグレードのカタログ車重は1080kgで“L”に比べて30kg車重が増えているものの燃費は“L”と同じ数値、しかしG/Sグレードにツーリングパッケージ装着すると、たった10kg車重が増えるだけで燃費が2.4km/リットルも落ちることになってしまうのです。

原因はツーリングパッケージの装着タイヤにあるようです。そのタイヤ、ヨコハマdB(「デシベル」と読みます。いわゆる“静音タイヤ”です)のサイズは195/50R16。この仕様のアクアの実質燃費はカタログ値の33km/リットルどころか、トヨタのハイブリッド車が得意とする都内走行でも25km/リットルは難しいほどです。




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