トヨタのプリウスは、1997年に発売された初代モデルから進化を続けているハイブリッドカーです.
ちょうど3代目にあたるモデルで、2009年に発売され人気を集めています.
高い低燃費性能はそのままに、広い視野を確保した運転席など、いろいろな改善点も多く見られます.
そんなプリウスは、オーディオについてもこだわりを持ってドレスアップできます.
新型モデルに相応しい、高音質なサウンドを楽しみたい人は、スピーカーの配置などにも工夫を凝らしているのです.
プリウスのZVW30では、車内の複数箇所にスピーカーを取付けることで、立体的で迫力のあるオーディオサウンドを楽しめるようになっています.
それは、プリウスの設計の段階から、オーディオの最適化を目的に考えられてきたものです.
インテリアパネルの上部、フロントドア、リアドアといった箇所の左右に取付けることで、どんな種類の音楽でも、広がりのある音を再現できるようになっているのです.
また、プリウスではオーディオ以外にも、改造用のカスタムパーツがいろいろと販売されています.
オーディオ関係を含めて、ショップなどに持ち込みをしてドレスアップをしてもらうのもいいですし、自分の手で改造するのもいいでしょう.
音にこだわりたいという人は、スピーカーやケーブルの種類などにも注意をして商品を選ぶようにしましょう.
相性なども含めて、いろいろと組み合わせがあるので、インターネットなどで評判を調べてみることをオススメします.
プリウスのオーディオ取付け
プリウスに限らず最近の車両には純正のオーディオを交換し、社外品などのセットを取付けすることはかなり難しい状況です. たとえば純正品を提供しているメーカーとか、キットパーツそのものが販売されているかどうかを確認しないで、交換作業や持ち込み取付け作業を依頼することは無謀な試みかもしれません.
もともと純正品のプリウスのオーディオを移植するというなら話は別ですが、最近の純正品は単なるオーディオではなく、すべてのコントロールが集中していることが多く、一昔前のように簡単に自分の好みのパーツへ交換するといったカスタム派にはかなり敷居が高くなっているといえます. ドレスアップの一部として専門のショップにすべてを依頼するという面倒な作業が含まれているのです.
当然ですが、プリウス専用オーディオキットが販売されているならある程度の問題は解決します. トヨタが純正のプログラムを開示しない限り、純正のプリウスオーディオを残し、社外品を付け加えるという手順を踏むことが必要になるケースも多く、あまりすっきりとした取付け方法ではないと考えるオーナーなら必要以上にこだわらないと考えていることも多いようです.
iPodのようなオーディオ製品をプリウスに加えたいというなら、FM電波を送信するキットも各メーカーから販売されているので、そういうパーツを組み合わせて自分の希望するスタイルに変身させたほうが無難ですし、金額的にも負担が少ないといえます.
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