RX-7　サスペンションキットの取り付け

RX-7には、いろいろなカテゴリーのレーシングマシンにも採用されているダブルウィッシュボーンのサスペンションがトーコントロールシステムと共に搭載されています。

スプリングやダンパーもノーマルのものから、ビルシュタイン製などが用意され、後期型の一部には調整幅は狭いですが車高調整式の足回りが取り付けられています。

もしこのサスペンションで物足りなさを感じるのであれば相当RX-7を乗りこんでいる人ですのでいっそのこともっと良いサスペンションキットに交換した方が将来的にもよいのではないかと思います。

パーツメーカーから発売されているサスペンションキットは、バネレートやダンバーの硬さ、もちろん車高も変更できるので走るステージに合わせた自分専用のサスペンションセッティングができるのがメリットです。

RX-7は比較的車重が軽いのでむやみに足回りを固めるのではなく、乗り心地や荷重移動の事を考えて適度に引き締める程度でかなり良い足になると思います。

車高もあまり下げ過ぎると各アームやスタビライザーの取り付け角度が大幅に変わってしまい、正常な動きを妨げてしまう事があるので保安基準で許される最低地上高を守ったセッティングをお勧めします。

サスペンションキットを交換するには、ジャッキアップが必要ですし、前後共にアッパーアームやスタビブラケット、ブレーキホースなどを取り外してからでないとアクセスできないので、それなりの工具と力が必要になります。

サスペンションキット次第ではRX-7の性格をガラリと変えてしまうくらいの効果があるので、スタイルよりも足るための品選びとセッティングをしたいものです。