メンテナンスDVD
電話注文 0745-60-3590 (平日 9:30-18:30)
インテグラタイプRの燃圧レギュレーターの交換 | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
>> インテグラタイプRチューニング

インテグラタイプRの燃圧レギュレーターの交換

インテグラタイプRをはじめ自動車の出力向上と燃費向上に大きく貢献している技術が、電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)ではないでしょうか。

各センサーなどからの情報をもとにECU(エンジンコントロールユニット)が随時最適な燃料噴射量を計算して、それに基づいてインジェクターから燃料を能動的にインテークに噴射するというシステムです。

キャブレターの受動的な燃料供給方法と違って、ECUからの命令一つで燃料の噴射量を加減できるので、常にエンジンにとって最適な混合比を実現でき、エンジンの本来の力を発揮する事が出来ます。

インテグラタイプRの燃料噴射装置に欠かせないのがインジェクターですが、これ自体には燃料を噴射する機能はなく、燃料ポンプによって常に加圧されている燃料の噴射口の開け閉めを行っているに過ぎません。

インジェクターの開く時間で燃料の噴射量を決めているので燃料の圧力は常に一定でなければならず、それを可能にしているのが燃圧レギュレーターの存在です。

燃圧レギュレーターはその車にあった燃圧になるように調整するものなのですが、この燃圧レギュレーターを交換する事によって燃圧を少し上げ、出力アップにつなげようとするものが、パーツメーカーから発売されています。

インテグラタイプR用にも発売されており、約10%ほど高い圧力になるようにセッティングされています。

燃圧を上げることにより噴射量が増えることも出力向上に役立っていますが、それよりも、高圧になったためにインジェクターからきれいな霧状になって噴射される事の方が出力向上に一役買っているようです。

インテグラタイプRは、エンジンルーム内の奥の方にノーマルの燃圧レギュレーターがあるのでボルトとホースを抜いて交換するだけですが、燃料ホースからガソリンがかなり漏れますので、周りにガソリンがつかないように、更に必ずエンジンが冷えている状態で作業をする事が重要です。




純正パーツの取り外し・取り付けはメンテナンスDVD