インテグラタイプRのカムシャフトの交換

インテグラタイプRには、VTECを搭載したB18C型エンジンが搭載されています。

自然吸気でありながらリッターあたり100psを超えるこのハイパワーエンジンはホンダらしく8500rpmまで気持ちよく回ります。

しかし、慣れというものは怖いもので長い間乗り続けていると最初は、「速い！」と思っていてもだんだん体が適応してしまい「もっと速くならないのかっ！」と思ってしまいます。

ターボ車の様に簡単にパワーアップできない自然吸気エンジンなだけに余計に悩んでしまいます。

そこでお勧めなのが、カムシャフトの交換です。

インテグラタイプRに搭載されているB18Cの様なVTECエンジンのカムシャフトは、特殊な部品であるためパーツメーカーでもわずか数社しか取り扱っていませんし、値段もそれなりにするものですので、安心、低価格の純正パーツを流用してみましょう。

使用する純正パーツは、シビックタイプR（EK9）の純正カムシャフトで、インテグラタイプRのB18Cの純正カムシャフトよりリフト量が多いので高回転が気持ちよく回るようになります。

たいがいの場合、純正流用チューンは多少なりとも加工が必要な事が多いのですが、今回のこのカムシャフトの場合は、まったく無加工で取り付けることが出来るのが特徴です。

交換作業にあたっては、作業自体は純正カムシャフトとの付け替えですので難しくありませんが、エンジンやカムシャフトについての知識がかなり必要になって来ますので、プロに任せた方がよいかと思います。