トルクスレンチ

トルクスレンチとは、アメリカのテキストロンカムカー社が開発したねじ山の規格である”トルクス”規格のレンチです．

一般的にはヘックスとも呼ばれるトルクスレンチは、日本ではあまり一般的でなく、主にいたずら防止の目的で用いられるようになっています．

ただ、最近ではホームセンターなどでトルクスレンチが入手可能となりごく一般的なレンチになりつつあるので、あまりいたずら防止の目的も薄れてきています．

トルクスレンチは、トルクスネジを緩めたり・締めたりする際に使用するレンチですが、トルクスネジは６つの星型の穴のあいたネジで通常のボルトなどよりなめたりねじ山がつぶれたいるすることが少ない非常にすぐれた企画になっています．

自動車整備やメンテナンス・ドレスアップにおいては、特定の自動車メーカーでは非常に多用されている規格で、トルクスレンチがないと作業ができない箇所も多々存在します．

トルクスレンチは、L型のものを指しますが、トルクス規格のソケットやビットなども存在します．

それぞれ緩めるトルクスネジのアクセスのし易さや、ボルトの大きさなどから適切なタイプのトルクス工具を使用するようにしましょう．