ＦＴ８６の注目ポイント

いよいよ２０１２年春に発売を控えたＦＴ８６、注目が集まっています。

気になるＦＴ８６のスペックのうち、気になる点は、車両重心高が４６０ｍｍと低いという点です。

ほかのスポーツ車であるＧＴ－Ｒが４９６ｍｍ、Ｐケイマンが４８２ｍｍであるのと比べると、かなり低いといえるでしょう。

ただし、フェラーリ３６０は４４７ｍｍで、こちらのほうが低いです。

さらにＣＤ値が０．２７と良好になっているのも見どころです。

これは、パコダルーフの採用、床下フルアンダーカバー化により実現したスペックです。

パコダルーフとは、中央部の凹みのことです。

さらにＦＴ８６は燃費も向上しています。

次世代Ｄ４－Ｓを採用し、高負荷時は直噴、中/低負荷時には直噴とポート噴射切り替えとすることで実現されました。

圧縮比は１２．５です。

ボア/ストロークはともに８６ｍｍで、新設計エンジンが搭載されています。

こちらは最高回転数７４００ｒｐｍと高性能です。

ＦＴ８６は、基本的には４人乗りクーペです。

前と後ろに２人ずつ乗ることが想定されています。

リアシートはほぼエマージェンシー用です。

また、ＦＴ８６はロッカーに手をついて乗り込むようにできています。

いつもとは違う、スペシャルな体験をさせてくれそうです。

ボディカラーはサテンホワイトパール、ライトニングレッド、スターリングシルバー、オレンジ、ダークグレー、クリスタルブラックシルカ、ギャラクシーブルーシルカの７カラーです。