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デリカD:5 エンジンオイルの交換 | 知らなきゃ損する自動車のドレスアップ
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デリカD:5 エンジンオイルの交換

デリカD:5のエンジンは2400ccは、4B12型、2000ccは、4B11型エンジンが搭載されています。どちらも新設計のエンジンで出力、燃費ともに旧型よりも性能が良くなっています。出力は、2400ccが170ps/23.0kgf・m、2000ccが150ps/20.1kgf・mとこのクラスのワンボックスカーの中では少し抑えめの出力設定です。このパワーで車両重量と乗っている人の体重を合わせれば2tを超える重量で、快適な走りをしようとすると負担が掛るのはエンジン。特に潤滑や冷却をつかさどるエンジンオイルは、どんどん劣化していきます。エンジンオイルの劣化が進みすぎると潤滑がうまく行えず、エンジンの摩擦部分が偏摩耗したり、パワーが落ちたり、燃費が落ちたりと良い事はありません。

ディーラーで行う定期点検では、半年ごととか、5000kmごととかエンジンオイルの交換を奨めていますが、これはあくまでも一般的な交換サイクルで、デリカD:5を通勤に使っている人と週末だけ高速道路を流すくらいのサンデードライバーと同じ距離を走っていたとしても同じ交換サイクルでいいとは思えません。走りに応じた交換をした方がエンジンにとって良いに決まっています。かといってまめに交換するとなるとディーラーや量販店に頼る事になるのですが、オイル代の他に工賃が掛ってしまいます。それに自分が乗っている車ぐらいエンジンオイルの交換は最低限出来るようになりたいものです。

そこでDIYでする事になりますが、まずはデリカD:5にあったエンジンオイル選びです。せっかくDIYで交換するのですからぜひ純正よりも高性能なエンジンオイルを選びたいものです。おすすめは、化学合成のオイルです。少し値段がはりますが鉱物油よりもエンジン内部の保護性や高温時でのオイル劣化の抑制、内部の洗浄効果など鉱物油にはない優れた性能を持っています。デリカD:5での適応温度は純正と同じ10W-30で十分だと思います。最近ではエコを推奨して柔らかい0W-20などをすすめてきますが、冬は良いのですが、夏はちょっと心配です。それでもという方は季節ごとにオイルを変えてみるのも一つの手です。

デリカD:5での交換方法は、簡単です。エンジン下側中央のオイルパンにあるドレンボルトを緩めてオイルが垂れなくなるまで抜き取ります。全てオイルを抜き終わったら新しいドレンボルトを取り付けて規定トルクで締め付けます。そして最後に新しいオイルをレベルゲージを見ながら入れていきます。エンジンをかけドレンボルトから漏れがないかを確認して完了です。くれぐれもオイルを規定量以上入れないように注意してください。




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