アクセラスポーツのＡＴＦは計画的に交換しよう！

アクセラスポーツ2.0スカイアクティブを調子のよい状態で乗り続けるためには、エンジンオイル交換は定期的に実施しなければなりませんが、オートマチック車の場合には、オートマフリュード（ＡＴＦ）も定期的に交換する必要があるようです。

アクセラスポーツ2.0スカイアクティブのエンジンオイルにしてもＡＴＦにしても、大きな役割の一つに異物を取り込むことにより金属の表面に傷が付くのを防ぐ働きがあります。

ＡＴＦの場合には、クラッチやハンドブレーキなどから生じる細かい異物が多くありますが、ＡＴＦの交換とともにこれらの異物をミッション内部から取り出すことができます。

ここで、よくでてくる話題として新車から５万キロ以上ＡＴＦを交換しないでいた場合、新たにＡＴＦの交換ができなくなるのではないか？ということがあります。

実際に、５万キロ以上もＡＴＦを交換しないで走行し続けた場合には、ミッション内部に異物が堆積している状態になっていると思われます。

その状態の所に新しいＡＴＦを入れてしまうと、ＡＴＦの洗浄効果で堆積した異物がはがれおち、作動不良を引き起こす可能性があるというわけです。

アクセラスポーツ2.0スカイアクティブに関わらず、オートマチックのミッションは、髪の毛１本程度の異物でも誤動作を起こしてしまう、繊細な機構になっていますので、長期間ＡＴＦを交換していない状態のＡＴＦを交換することには、一定のリスクがあるでしょう。

アクセラスポーツ2.0スカイアクティブの走行距離が伸びないうちに、ＡＴＦの交換を定期的にする予定を立てておくのはよいことだと思います。