ヴィッツ　エアクリーナーの交換

全日本ラリーやヴィッツチャレンジでは、エンジンに関するチューニングやパーツの交換は殆ど認められていません。

但し補器類やエアクリーナーに関してはある程度までは認められており、エアクリーナーボックスの形状が変更されていなければフィルターは交換が可能になっています。

チューニングカーでは定番になっている剥き出しのキノコ型のエアクリーナーやサクションパイプなどに変更は出来ませんが純正と同じ形状のエアクリーナーを吸気抵抗の少ない材質に物に交換することはOKという意味です。

ヴィッツ純正のエアクリーナーフィルターは、集塵性能を優先して作られているので、吸気抵抗は比較的高く高回転時やピックアップに障害をもたらします。

それを吸気抵抗の少ないコットン性のものやスポンジ製のものに交換するだけで、エンジンのパワーはわずか数馬力程度しかアップしませんが、吸入抵抗は減りピックアップの良いエンジンになります。

高回転のパワーよりもアクセルワークに反応するピックアップの良いエンジンの方がラリーには向いています。

ただやはりヴィッツ純正に比べると集塵性があまり良くないのでエアフローセンサーや吸気系の汚れが気になりますので、純正の交換サイクルより早めのサイクルでの交換やメンテナンスが必要になってきます。

ヴィッツでの交換方法はいたって簡単で、ボンネット内にあるバッテリーの手前のエアクリーナーボックスの蓋を開け純正のものと置き換えるだけで交換ができます。

その際取り付ける向きに気をつけて取りつけてください。

後は蓋を閉めて交換完了です。